キノコの自省録

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トロピコ

最近の政治の状況を見て、なんとなくトロピコを思い出しました。
トロピコというのは、カリブの島の大統領(プレシデンテ)として統治する、
箱庭SLGです。
めちゃくちゃ面白いですよ。
個人的に箱庭SLGでNo1のゲームです。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011207/tropico.htm


このゲーム、選挙があるんですね。
経済が行き詰まったり、福祉サービスが行き渡らなかったりすると、
島民が不満を抱えるわけですよ。
で、不満の捌け口は選挙結果に表れる訳です。
選挙に敗れるとゲームオーバーです。
ただ、政権を持っている、というのはやはり強く、
現政権を礼賛する新聞記事や放送を流したり、
カーニバルを開催したり、
減税措置などで人気を取れるわけです。
まあ、それでもダメなときはダメですが。
お金がないと何も出来ない辺り、金=権力というのが如実に表れています。


その選挙ですが、選挙しないこともできます。
独裁政権ですね。
島民は政権に対する不満を、
最初はデモなどで訴えてきます。
次第に耐え切れなくなると、レジスタンスとして活動を始め、
政府の建物を攻撃してきます。
こうした活動を事前に防ぐため、
政治犯を逮捕したり、軍部による戒厳令を敷いたりできます。


しかし、その軍部も不満があると、クーデターを起こします。
権力者にとっては一番恐ろしいのがクーデターいうことが良くわかります。
恐怖政治を行う場合、軍部との関係を極めて緊密にしておかなければ、
あっさり転覆されてしまいます。


それにしても選挙って大事ですね。
国民が唯一国政に意見を言える場ですから。
それが奪われてしまうと、
大人しい日本人でも、ニイタカヤマを登ってしまうでしょう。


さて、民主党政権が、あっさりガタガタになりそうな気配を見せてますが、
先の総選挙後に、どんなに支持率が落ちても、
4年は解散総選挙しないと宣言していました。
もし、4年もの間、仮にむちゃくちゃな政治が行われていても、
国民のみなさんは黙って耐えてください、ということです。
黙って耐えられる状況なら国民はある程度幸せってことですが、
そうでなければ、トロピコのように、
最初に穏健なデモが発生し、次に暴動に発展するのではないでしょうか。
まあ、そろそろデモくらいは起きるでしょう。
果ては1・15(犬飼首相暗殺事件)や2・26(青年将校によるクーデター)、
まではさすがに行かないとは思いますが、
そうなったらもう政権末期、というか政府が機能を失ってるかもしれません。