Kritaのショートカットと設定
液タブ+Kritaで1つ絵を描いてみました。
最初はもう線がヘロヘロで、そもそもどう完成させるのかわからず試行錯誤でしたが、とりあえず描き方はちょっと理解できた感じです。 試し描きだったので、あんまり公開する気はなかったのですが、一応Pixivにも上げてあります。
使った感想としては、液タブ+Kritaはスゴイ。圧倒的に楽。
ショートカット
ペンをあちこち操作パネルに移動してると結構集中力切れるので、やはりショートカットは必須。 Kritaの情報がネット上に少ない気もするということで、自分でよく使うショートカットをまとめておきます。
ショートカットキー | アクション |
---|---|
キャンバス回転系 | |
4 | キャンバス左15°回転 |
5 | キャンバス回転Off |
6 | キャンバス右15°回転 |
M | 左右反転 |
キャンバス拡大・縮小系 | |
- | 縮小 |
=,+ | 拡大 !自分の環境では^に変更してます! |
1 | 等倍 |
2 | 全体を表示 |
3 | ページ幅に合わせる |
レイヤー | |
ins | レイヤー追加 |
ペン設定 | |
E | 消しゴムOn/Off |
] | ブラシ太さ+ |
[ | ブラシ太さ- |
範囲選択 | |
Ctrl+Shift+A | 選択解除 |
Shift+BackSpace | 選択エリアを前景色で塗りつぶし |
Del | 選択エリアを削除 |
その他 | |
Ctrl+Z | 戻る |
Ctrl+C | コピー |
Ctrl+S | 保存 |
拡大ショートカット
拡大ショートカットキーのデフォルトは、=, +に設定されています。+キーはともかく、なんで=キーなの?って疑問を持つ方がいると思いますが、これは英字キーボードの都合です。 英字キーボードでは、-キーの右隣に=キーが配置されており、さらにSHIFTキーを押さずに入力できます。
ということで、私は^キーを拡大ショートカットキーとして登録しました。
※テンキー付きキーボードなら有りかもしれませんが……。そもそもテンキー付きキーボードはデカすぎて作業の邪魔です。自分が使ってるのはこれ。
ショートカットキーの登録は、設定メニュー->Kritaの設定を変更から行います。設定ウィンドウが表示されますので、下の画像の通りに設定します。
キーボードショートカットを選択して、操作→表示タブから「表示倍率拡大」の予備のショートカットに^を登録。これだけでOK。
画像がタイル表示されたんだけど……
これはKritaのラップアラウンドモードです。見た目通り、パターン編集用の面白機能ですね。消しゴムキーEを押そうとして、間違えてWを押すと発生します。 なので、Wキーを押すと解除できます。もちろん、メニューからも解除可能です。
Ugee液晶タブレットがWindows Kritaで綺麗に動作するようになったようです
今年初のエントリで、こんなことを書きました。
UGEE液晶タブレットが邪魔してKritaが起動しない (Windows) - キノコの自省録
KritaはUGEEの液タブ対応を謳っていないこともありますが、ペンの動きが少し変です。液タブからペンを離した状態で移動しても、ペン位置が付いてきません。その状態で、強くインプットすると、停止していたペン位置からタッチした位置まで、直線が引かれてしまいます。超ソフトにタッチすれば一応回避は可能……。
実際問題これはかなりストレスで、いつの間にか消しゴムが直線的にかかってたり、妙な線が引かれてたりして、ストレスマックス状態でした。
1709Beta(20171207)という比較的新し目のドライバー入れてこれだったので、いやはや絶望的だなあと思っていたのですが、今日たまたまUgeeのドライバー見たところ、新ドライバーがDownload可能になっていました。
TEST DRIVER 2018 (1709 of Windows 10)
というドライバーです。リリース日はなんと本日。
入れてみたところ、上記のバグが綺麗に解消されていました!これは素晴らしい。漸くまともに絵が描けそうです。同じ現象で困っていた人は是非試してみましょう。 ちなみに、私の買った液タブは、ug-2150というモデルです。 そもそもなんでHuion買わないでUgee買ったんだというのもあるんですが。
なんとなく線画
今まで液タブなんか使ったことなかったので、いろいろ四苦八苦しながら描いています。今までと考え方が違って戸惑い中ながら、ちょっとだけ理解しました。
下は今描きかけの線画。マウス絵ってどうしても線が単調になるので、それに比べると手書き感が自然に表現できるのはなんかとっても嬉しい。
自サイトをAngularJSで書き直し
WebページのライブラリにAngularJS + Bootstrap3を導入して、全面的に差し替えました。ずっと変えたかったのですが、なかなか作業が捗らず、ずるずると来てしまいましたが、漸く終わりました。
AngularJS入れたので、コピペコードを大幅に削ることが出来ました。もう少し削れそうなんですが、一旦はこれでいいや、といったところ。画面上部のNavbarと、左ペインのソフトウェア一覧を部品化して、各ページでそれらの部品をロードする構成になっています。
5年くらい前までは、こういったテンプレート部品的なコードをJavaScript上で実装すると問題が多いため、大抵の人はサーバの助けを借りて実現していました。ただ、サーバを使うとなるとランニングコストが跳ね上がるわけで、それはやだなーと思ってやってませんでした。月600円でも年間にすると7200円ですからね。貧乏人としては馬鹿にできない金額です。
という貧乏性を発揮したことで、ナビゲーションバーとソフトウェアリストを含んだhtmlを、全ページにわたってコピペして作っていました。当然、どれが選択されているかを示すハイライトなども全部手修正です。馬鹿みたいです。レイアウトを変更すると、全ページやり直しです。コピペということはバグも混入します。最悪です。
jQueryでAjaxを使って動的ロードという方法もやろうと思えばできましたが、これをやると、クローラーからは真っ白なページ扱いされてしまい、検索に引っかからなくなります。それはイヤだったので、全部手書きしました。
同じような悩みを抱えていた人は、この機にAngularJSに乗り換えてみてはいかがでしょうか。AngularJSはかなりとっつきにくい上に更新が異様に速く、2年前のコードがすぐに陳腐化するという辛さもありますが、コピペよりはマシです。似たようなライブラリにReact.jsがありますが、今の流行り具合を見ると、Angularを覚えていた方が、メインストリームに乗れると思います。
※ちなみに、AngularJSと書くとAngular1.x系、ただのAngularと書くと、Angular2.x~を指します。AngularはコードがJavaScriptに限らないためです。
※Angular1.xを使うのであれば、Angular1.5以降に適合するようにしましょう。1.4以前はAngular2/4との整合性が低く、後々苦労することが予想されます。
Krita現バージョン(3.3.2)はMacOSXでG'MICが動きません
直前のエントリでも書きましたが、Kritaの現バージョン(3.3.2)では、MacOSXでG'MICが動作しません。正確には、KritaとG'MICが繋がっていません。リリースノートにひっそりと書かれています。
Kritaでの着色にG'MICを紹介しているブログがいくつかあって、よーしやってみようと思ったら上記の通りで、のっけから躓くことになりました。「MacOS版でG'MICが現在非対応」という情報もなかなか出てこなくて、色々格闘していました。ということで、G'MICを使用したい場合、大人しくWindowsかLinux版を使用しましょう。
なにがダメなのか
Krita技術的な話。
窓の杜の記事ではこう書かれています。
フリーのペイントソフト「Krita」v3.2.0、不要な被写体をなぞって除去する機能を導入 - 窓の杜
うーん、なんだかよくわかりませんね。ということで、gmic-qtをMac上でビルドして動かしてみました。ビルド手順を書いておきます。ちなみにHomeBrewがインストールされていることが前提です。
まずはQtのインストールから。
$ brew install qt $ echo 'export PATH="/usr/local/opt/qt/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile $ source ~/.bash_profile
次に、XQuartzが必要っぽいのでインストール。以下からdmgファイルをダウンロードして入れるだけ。
ビルドはqmakeで行う方法と、cmakeからMakefileを生成する方法があります。今回はcmakeでやる方法を紹介。
$ brew install cmake $ git clone https://github.com/dtschump/gmic.git $ git clone https://github.com/c-koi/gmic-qt.git $ cd gmic-qt $ mkdir build $ cd build $ cmake .. -DGMIC_QT_HOST=none -DGMIC_PATH=../gmic/src -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release # DGMIC_PATHはgmic.cppのある場所を指定すること $ make
※-DGMIC_QT_HOST=krita
とすると、krita用gmic_qtが出来上がりますが、Krita側が非対応なので、何もできないバイナリになってしまいます。
※DGMIC_PATHの指定は、gmic.cppの有無で判断するので、指定場所に注意してください。
結構かかります。気長に待ちましょう。終了すると、作業ディレクトリ(build)にgmic_qt
という実行ファイルができています。そう、スタンドアロンの実行ファイルです。
起動するとファイル指定ダイアログが立ち上がりますが、なんか様子が変なので、コマンドラインからファイルを引数指定して起動することをお勧めします。
$ ./gmic_qt hoge.png
とりあえず立ち上がりはしました。うーん、コンパイルの問題ではない気がしますね。
いくつかのフィルタはちゃんと動作するようです。実際に試してみると、保存まで完璧に終わります。ただ、肝心の色塗りで使われるcolorize[interactive]が動きません。選択してOKすると、ノード指定画面に行かずにクラッシュします。
どうもKritaではなく、gmic-qtの方にトラブルがあるっぽいですね。なにしろ別プロセスでGUI付き動作をするので、Kritaはあまり複雑なことをする必要がないですから。
また、G'MICは、アルゴリズムサイドのgmicと、gmicをGUIラップしたgmic-qtでできているようですが、まだ対応が完全でないのはgmic-qtの方ではないかと思います。ちなみに、$ brew install gmic
を実行すると、ちゃんとインストールされます。
結論
ということで、確かにMacだと今のところgmic-qtの対応が不完全のようです。オープンソースなので、自ら開発に参加、というのも全然アリだと思います。
UGEE液晶タブレットが邪魔してKritaが起動しない (Windows)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
去年は10月くらいから仕事が忙しくなり、家でほとんど何にもできない状態が続いてました。今年はもっと暇をください。
UGEE液晶ペンタブレット
先日、UGEEという中国の深センにある会社の液タブ買いました。
この機会に、Kritaを覚えようと思い、Krita + 液タブを年始にちょっと弄ってました。 最初Macで遊んでいたのですが、G'MicがKrita for Macで動かないということで、Windowsに乗り換え。
※ちなみに、上の絵は従来通りのマウス絵です。
Kritaが起動しなくなる
Windowsで先にKritaの起動を確認してから液タブ繋いだのですが、Kritaが立ち上がらなくなりました。
色々ガチャガチャやっているうちに、どうも液タブドライバーの具合が悪そうということが判明。液タブドライバーをアンインストールすると起動するようになりました。
ただ、ドライバーアンインストールしちゃうと、そもそも液タブがまともに動かなくなります。それじゃ困るので、別のドライバーを入れたら、何事もなかったかのように起動しました……。
とりあえず、今回動かなかったのは、1709Beta(20171207)というドライバーです。もしKritaが立ち上がらなかったら、ドライバーを入れ替えてみましょう。
なんとなく感想
KritaはUGEEの液タブ対応を謳っていないこともありますが、ペンの動きが少し変です。液タブからペンを離した状態で移動しても、ペン位置が付いてきません。その状態で、強くインプットすると、停止していたペン位置からタッチした位置まで、直線が引かれてしまいます。超ソフトにタッチすれば一応回避は可能……。
ただ、Windowsではこんな感じで変なんですが、Macだとちゃんと動きます。直ぐに動作がおかしくなるWindowsよりMacの方がいいんですけど、まだKritaのMac対応が途上っぽいところがあります。
シャウトアラームver2.1.0をリリース
シャウトアラームver2.1.0をリリースしました。
単体アラームのアラーム音が正常に設定できない不具合の修正と、アラーム音(3個)の追加です。
追加したアラーム音は、以下の通りです。
- アラーム4: 電話の着信音(プルルルルル)
- アラーム5: 警告メッセージ感のある音(チャチャチャチャ)
- アラーム6: ちょっと元気系な女の子の声で「おはようございます!」
一応、海外にもローカライズしているのに「おはようございます」はどうなんだという気もしないでもないですが。個人的にはアラーム6を結構使っています。くどくなり過ぎないよう、発声の間隔は、ちょっと広めにしています。
シャウトアラームver2.0.2が大阪ほんわかテレビにて紹介されました+アプリ更新について
シャウトアラームver2.0.2を、10月27日放送の大阪ほんわかテレビにて紹介していただきました。
残念ながら私は関東民のため、読売テレビは見ることができませんでしたが……
なお、シャウトアラームver2.0.1 → ver2.0.2では、スヌーズを声で止めたのに、解除できずに鳴り続けるバグを修正しました。割と致命的なバグなので、ver2.0.1をご使用の方は、ver2.0.2をご利用ください。
デザイン比率計算機 ver2.1.0
デザイン比率計算機も更新しました。iOS11向けのビルドと、規格表にApple製品の縦横サイズを記載しています。以前のApple製品は4:3ばかりでしたが、最近はもう解像度も比率もバリエーションが増え過ぎて、整理しないとよくわからなくなりました。
ウィッチクライド
レビューを拝見しました。実は、封印のメッセージがバグっているのは気づいていましたが、ちょっと放置していました。良くないですね。更新します。iPadのアイコンについては、以前も友人より指摘があったのですが、自分の環境では再現せず、まあいいや大丈夫なんだろうと思ってリリースしました。やっぱり駄目なようですね。アセットを最新にして再確認しようと思います。
機能的な更新も入れたいところですが、時間との相談という感じです。
黒猫の単語帳ver2.5.0
やはり動いていません。そのうち公開停止します。
全国バス経路マップ
iOS11対応予定はありません。残念ながら、更新するだけの余裕が自分にありません。このまま自然公開終了予定です。
Seraph Flight
iOS11向けに更新するかもしれません。実際のところあまり考えていませんが、取り下げる理由もないので。