キノコの自省録

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個人での特許出願のために必要なプロセス(4) - 出願編

残すは出願のみです。

個人での特許出願のために必要なプロセス(1) - 識別番号取得編 - キノコの自省録

個人での特許出願のために必要なプロセス(2) - 提案書作成編 - キノコの自省録

個人での特許出願のために必要なプロセス(3) - 出願費用の支払い編 - キノコの自省録

1. 特許庁のWebページから、電子出願サポートソフトをダウンロードしてインストールする

2. 電子証明書をゲットする

3. 申請人登録を行い、識別番号を取得する

4. 提案書ひな形ファイルをダウンロードして、ガイドラインに沿って提案書を作成する

5. 出願費用を支払って、提案書に納付番号を記載する

6. インターネット出願アプリで出願を行う

6-a. 記載不備がある場合は修正して再度出願

出願処理

インターネット出願アプリから行います。

出願アプリを立ち上げて、「出願」タブを選択し、「送信ファイル」フォルダを選択します。

すると、左上の「文書入力」ボタンと「合成入力」ボタンが有効になります。

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1つのhtmlファイルを送信ファイルに変換する場合は「文書入力」ボタンを、複数のhtmlファイルを合成して送信ファイルに変換する場合は「合成入力」ボタンを選択して、提案書ファイルを入力します。

提案書ファイルを入力すると、変換処理とともに、チェッカーが走ります。なお、この段階では特許庁にファイルは送られません。

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正常ならOK, 警告なら内容を確認して、問題なければ特許庁に出願OK、エラーがあるならば修正して再度変換処理を行う必要があります。

この例の場合は警告ですので、中身をチェックして、必要に応じて修正を行います。警告やエラーの具体的な内容は、html形式で出力されます。

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大抵の場合、一発じゃうまくいかないと思います。頑張って修正しましょう。特に、【国際特許分類】は、全角スペースを使って正しく桁数を合わせないといけないので、蹴られた場合は良くチェックしてみましょう。

また、一度は印刷して確認してみることをお勧めします。特に図が意図通り出ているか、潰れていないか、小さすぎないかを確かめましょう。

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もう問題なしという場合、出願したい提案書ファイルを選択して、「オンライン出願」ボタンを選択します。これでようやく特許庁に実際に出願が行われます。

ちゃんと受理されていれば、2, 3日もすると、ステータスが「接受」に変わります。これが完了状態です。

もし、チェッカーには引っかからない類の書類不備等ある場合、「接受」にならず、差し戻しされるようです。

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出願までの一連の流れは以上です。かなり手間は多いですが、それほど難しくはないという感想です。

出願までならば費用もそれほどかからないので、(業務発明に該当しない)良い特許ネタがあれば、出願してみるのもよいと思います。

なお、審査請求は10万飛ぶので注意してください……。